こようの見た地球

2024.07.08

金沢大学衛星初号機「X線突発天体監視速報衛星こよう」は2023年12月3日に軌道投入されて以降、連日運用を継続しています。

こようには、光学カメラが2台、衛星の両サイドに搭載されており、打ち上げ後に太陽電池パドルの展開状態を視覚的に確認するために使用されました。光学カメラは当初の目的を果たし、その後も何枚もの地球の写真の撮影に成功しました。この写真撮影機能は、こようが宇宙空間にいることを我々に改めて実感させてくれます。

こようの科学観測は地球の夜側で行うため、地球の写真が撮影できる昼側では太陽電池を太陽に向けること以外の姿勢制御を行いません。どのような写真が撮影されるかは、その都度のお楽しみとなります。